ニュース
フリーのマンガ制作ソフト「メディバンペイント Pro」v18.0、16種類の和柄をサポート
バケツツールと自動選択ツールで“許容値”を指定できるようになったのも便利
2018年8月24日 12:55
(株)MediBangは8月23日、マンガ制作ソフト「メディバンペイント Pro」の最新版v18.0を公開した。今回のアップデートでは、“和柄”フィルターを新たに導入。市松や矢絣、七宝、亀甲といったお馴染みの和柄を簡単に描画できるようになった。
“和柄”フィルターは、[フィルター]-[和柄]メニューから利用可能。ダイアログで柄の種類、サイズ、密度、色などを指定して[OK]ボタンを押すと、選択領域(もしくはキャンバス全体)に和柄がレンダリングされる。現在のところ、柄は16種類が利用可能。どの色にするか迷う場合は、ランダムで決めることもできる。
そのほかにも、一括書き出しでCMYK出力をサポート。バケツツールと自動選択ツールで“許容値”を指定できるようになった。自動選択ツールでは指定したポイントと同じ色の範囲が選択される(バケツツールの場合は指定した色で塗られる)が、“許容値”を増やすとその分“似ている色”も選択範囲に含めることが可能。アナログで描いた線画の輪郭を抽出したり、影を単色で塗りつぶしたい場合に役立つ。
「メディバンペイント Pro」はWindows/Macに対応するクロスプラットフォームアプリ。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7/8/8.1/10をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能だ。
ソフトウェア情報
- 「メディバンペイント Pro」Windows版
- 【著作権者】
- (株)MediBang
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 18.0(18/08/23)