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フリーのマンガ制作ソフト「メディバンペイント Pro」v18.0、16種類の和柄をサポート

バケツツールと自動選択ツールで“許容値”を指定できるようになったのも便利

「メディバンペイント Pro」v18.0

 (株)MediBangは8月23日、マンガ制作ソフト「メディバンペイント Pro」の最新版v18.0を公開した。今回のアップデートでは、“和柄”フィルターを新たに導入。市松や矢絣、七宝、亀甲といったお馴染みの和柄を簡単に描画できるようになった。

 “和柄”フィルターは、[フィルター]-[和柄]メニューから利用可能。ダイアログで柄の種類、サイズ、密度、色などを指定して[OK]ボタンを押すと、選択領域(もしくはキャンバス全体)に和柄がレンダリングされる。現在のところ、柄は16種類が利用可能。どの色にするか迷う場合は、ランダムで決めることもできる。

16種類の和柄をサポート

 そのほかにも、一括書き出しでCMYK出力をサポート。バケツツールと自動選択ツールで“許容値”を指定できるようになった。自動選択ツールでは指定したポイントと同じ色の範囲が選択される(バケツツールの場合は指定した色で塗られる)が、“許容値”を増やすとその分“似ている色”も選択範囲に含めることが可能。アナログで描いた線画の輪郭を抽出したり、影を単色で塗りつぶしたい場合に役立つ。

バケツツールと自動選択ツールで“許容値”を指定できるようになったのも便利

 「メディバンペイント Pro」はWindows/Macに対応するクロスプラットフォームアプリ。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7/8/8.1/10をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能だ。

ソフトウェア情報

「メディバンペイント Pro」Windows版
【著作権者】
(株)MediBang
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
18.0(18/08/23)