Windows版「Evernote」v10.10が公開 ～ストア版は“S モード”での動作に対応

Windows版「Evernote」v10.10

　米Evernoteは3月23日（日本時間）、Windows版「Evernote」アプリの最新版v10.10をリリースした。本バージョンでは、「Gmail」やデスクトップ版「Outlook」へノートをドラッグ＆ドロップし、メッセージにノートへのリンクを挿入する機能を追加された（Web版「Outlook」には未対応）。この機能は大型アップデートの際に失われてしまったようだが、ユーザーの要望が多く、再び実装されたという。

　また、手書きノートやスケッチの背景色と背景パターンを変更する機能や、［Delete］キーでメモを削除するも導入された。ホーム画面にちょっとした覚え書きを残して置ける“スクラッチパッド”も拡充され、600文字まで記入できるようになっている。

　Windows版「Evernote」アプリは現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。“Microsoft Store”からも入手可能で、本バージョンでは“S モード”での動作にも対応しているという。

　今後はキーボードショートカットでメモを検索し、別のノートへすばやく移動する機能や、録音とオーディオファイルの再生、ノートのリンクやタグをノートに直接ドラッグ＆ドロップする機能、追加のエクスポートオプション、フォルダーのインポートの実装などが予定されているという。