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macOSのTouchBarに対応した「VLC 3.0.16」が公開 ~フリーの万能メディアプレイヤー

不具合の修正が中心のマイナーアップデート

「VLC media player 3.0.16」

 仏VideoLAN Projectは6月21日(現地時間)、デスクトップ版「VLC media player 3.0」(コードネーム:Vetinari)の最新版v3.0.16を正式公開した。比較的軽微だがセキュリティ問題が解決されているとのことなので、かならずアップデートしておきたい。

 本バージョンは、不具合の修正が中心のマイナーアップデート。Windows環境でシーク時に遅延する問題が対処されたほか、非ASCII文字名のDVDフォルダーを開けない問題が解決された。特定のMP4コンテンツでシーク時にオーディオがドロップアウトする問題も修正されている。

 そのほかにも、Windows XPでHTTPSサポートが改善。一部のWindowsバージョンや特定のGPUで動作しない問題への対策も施された。macOSのTouchBarにも対応しているという。

 デスクトップ版「VLC media player」は、オープンソースで開発されているマルチプラットフォーム対応のマルチメディアプレイヤー。わざわざ追加のコーデックを導入しなくても、幅広いファイルフォーマットに対応しているのが魅力だ。対応OSはWindows/Mac/Linuxなどで、現在「videolan.org」から無償でダウンロード可能(寄付歓迎)。Windowsデスクトップ向けは窓の杜ライブラリからも入手できる。また、UWP版やモバイル版もラインナップされている。

ソフトウェア情報

「VLC media player」Windows デスクトップ版
【著作権者】
the VideoLAN Team
【対応OS】
64bit版を含むWindows XPから10
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
3.0.16(21/06/21)