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公開されたばかりの「Google Chrome 107」にゼロデイ脆弱性 ~アップデート版が公開

深刻度は「High」

「Google Chrome」v107.0.5304.88

 米Googleは10月27日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)版をアップデートした。Windows環境にはv107.0.5304.87/.88、Mac/Linux環境にはv107.0.5304.87が順次展開される。

 今回のリリースは、1件脆弱性に対処したセキュリティアップデート。スクリプトエンジン「V8」における型混乱の問題(CVE-2022-3723)が解決された。深刻度は4段階中上から2番目の「High」と評価されている。「CVE-2022-3723」はすでにエクスプロイト(脆弱性を利用した不正なプログラム)が存在しているという。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 7以降に対応する。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデートすることもできる。