AI画像生成「Bing Image Creator」、「DALL-E 3」更新で速度が2倍に。デザインも刷新

AI画像生成サービス「Bing Image Creator」

　米Microsoftは12月18日（現地時間）、AI画像生成サービス「Bing Image Creator」のアップデートを発表した。「bing.com/create」から無償で利用できる。

以前の2倍の速さに

　AIモデルが最新の「DALL-E 3」（PR16）へと更新され、より高品質な画像を以前の2倍の速さで作成できるようになった。

どこからでも画像を生成

　「Bing Image Creator」が「Bing」の検索バーや「Microsoft Edge」のアドレスバーから直接利用できるようになった（既定の検索エンジンが「Bing」にセットされている場合）。

　英語の場合、「create an image of……」と入力すると、「Bing」の検索結果ページ上部にAIが生成した画像が掲出される。わざわざ「bing.com/create」へアクセスする必要はない。

「Bing」の検索バーや「Microsoft Edge」のアドレスバーから直接利用できるように

　この機能はデスクトップとモバイルの両方で利用可能。

デザインのリフレッシュ

　気軽なAI生成は検索バーからでもよいが、さまざまなパラメーターで画像の生成を試したい場合は、依然「bing.com/create」が中心となる。そのため、「bing.com/create」のデザインアップデートも実施された。

　新しいデザインはミニマルで、生成される画像によりフォーカスされている。好みに合わせてライトモードとダークモードを切り替えることも可能だ。まずはデスクトップから展開されるが、モバイルにも近日対応予定。

ミニマルで、生成される画像によりフォーカスした新しいデザイン

　また、生成した作品の共有パネルもリフレッシュされた。「Facebook」や「WhatsApp」、「Instagram」といったソーシャルメディアプラットフォームへの共有も簡単になっている。

作品の共有パネルもリフレッシュ