Apple、「iOS 18.3」「iPadOS 18.3」をリリース ～悪用の報告がある脆弱性に対処

「iOS 18.3」「iPadOS 18.3」が公開

　米Appleは1月27日（現地時間）、「iOS 18.3」「iPadOS 18.3」をリリースした。重要なバグ修正が含まれており、すべてのユーザーに対しアップデートが推奨されている。

　本バージョンにおける変更は、セキュリティ問題への対処が中心。CVE番号ベースで29件の脆弱性が修正された。

　なかでも、「CoreMedia」における特権昇格の脆弱性（CVE-2025-24085）は「iOS 17.2」より前のバージョンのiOSで実際に悪用されている可能性が高いとの報告がある。できるだけ早い対応が必要だ。

　iPhone/iPadのアップデートは、基本的に自動で行われる。手動で行いたい場合は、「設定」アプリの［一般］－［ソフトウェアアップデート］ページにアクセスすればよい。

手動で行いたい場合は、「設定」アプリの［一般］－［ソフトウェアアップデート］ページにアクセス