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Apple、セキュリティ更新を実施 ~「macOS 15.3」「iPadOS 17.7.4」などがリリース
悪用の報告も、できるだけ早いアップデートを
2025年1月28日 10:13
米Appleは1月27日(現地時間)、セキュリティアップデートを実施した。「iOS 18.3」「iPadOS 18.3」のほかにも、多くの製品が対象となっている。
- iOS 18.3 and iPadOS 18.3(29件)
- iPadOS 17.7.4(17件)
- macOS Sequoia 15.3(61件)
- macOS Sonoma 14.7.3(41件)
- macOS Ventura 13.7.3(31件)
- Safari 18.3(7件)
- watchOS 11.3(18件)
- tvOS 18.3(18件)
- visionOS 2.3(21件)
脆弱性の影響は製品によってさまざまだが、サービス運用妨害(DoS)、任意コードの実行、機密情報の漏洩、ファイルシステム保護の迂回、特権昇格、サンドボックス機構のバイパス、認証の回避、アプリによるルート権限の奪取などにつながる可能性がある。
なかでも、「CoreMedia」における特権昇格の脆弱性(CVE-2025-24085)は「iOS 17.2」より前のバージョンのiOSで実際に悪用されている可能性が高いとの報告がある。修正が含まれている以下の製品では、できるだけ早い対処が望ましい。
- iOS 18.3 and iPadOS 18.3
- macOS Sequoia 15.3
- watchOS 11.3
- tvOS 18.3
- visionOS 2.3