「Firefox 140.0.2」が公開、一部Windows環境での起動時クラッシュに対処

「Firefox」v140.0.2

　Mozillaは6月27日（米国時間）、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v140.0.2をリリースチャネルで公開した。連日のアップデートとなる。

　本バージョンでは、一部のWindows環境で「Firefox」が起動時にクラッシュする問題が修正された。最近のバージョンで不正なハンドルを利用する処理が混入してしまい、「Windows セキュリティ」の保護機能「Exploit protection」で「Firefox」が無効なハンドルを使用した場合に例外を生成するオプションが有効になっていると、セキュリティチェックに引っかかってしまっていたようだ。

「Windows セキュリティ」の保護機能「Exploit protection」

無効なハンドルを使用した場合に例外を生成するオプション（ほかのアプリケーションでの例）

　なお、セキュリティ関連の修正は今のところアナウンスされていない。

　デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 10/11に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。