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無料日本語入力アプリ「Meltype」v1.3.0が公開、公式サイトや新しいアイコン、ポータブル版も
動作モードを2つに整理、多数のオプション設定も追加
2026年10月21日 14:33
[半角/全角]キーを押さなくても日本語と英語を打ち分けられる無償の日本語入力アプリ「Meltype」が10月19日、v1.3.0へアップデートされた。v1.2.1からの変更をまとめた正式版で、プレリリース版(v1.2.2-pre.1、v1.2.2-pre.2)でテストされていた内容と、その後の修正がすべて含まれているとのこと。
v1.3.0における目玉は、動作モード[IME 自動切替]の廃止だ。今後、動作モードは以下の2つに整理される。
- Meltype IME:「Meltype」をOSの日本語入力システム(IME)として使用。「Text Services Framework」(TSF)ベースで動作し、[Windows]+[Space]キーで他のIMEと切り替えて利用する。一般的な日本語入力ソフトに近い使い方
- Meltype キーボード:「Meltype」独自の変換ボックスで入力する。[Meltype IME]が動作しない環境(ポータブル版や「Windows on Arm」デバイスなど)でも利用できる
これまで[IME 自動切替]を利用していた場合は、新たに「Meltype」を使い始めた場合と同様、[Meltype IME]が使えれば[Meltype IME]で、使えなければ[Meltype キーボード]で動作する。そのほかの設定はそのまま引き継がれる。


また、公式サイト「meltype.moe」が開設され、アプリアイコンも新しくなった。公式サイトでは、「GitHub」のアカウントがなくても不具合の報告が可能。配布形態も拡充され、Windows向けにはインストール不要のポータブル版が追加。Linux向けにはDEBパッケージとARM64版が用意された。
そのほかにも、多数のオプションが追加された。いずれも既定は無効で、設定画面から有効化できる。おもなものは以下の通り。
- 計算式を変換すると結果を候補に表示(例:『1+2*3』→『7』『1+2*3=7』)
- 子音の略入力を候補に表示(例:『ast』→『明日』)
- 『くりっぷぼーど』『ぺーすと』を変換すると、クリップボードの文字列を候補に表示
- 括弧やスペースを全角で入力
- 始め括弧と閉じ括弧を入力したらその中にカーソルを移動
- [Esc]キーで一段ずつ戻す、[Ctrl]+[K]キー/[Ctrl]+[L]キーで文節の長さを変更
- 日本語/英数を切り替えるキーの追加([Ctrl]+[Space]キーなど)
数字だけを変換すると漢数字や元号を候補に出したり(例:『2026』→『二〇二六』『二千二十六』『令和8年』)、元号の年から西暦へ変換したり、『じこう』で今月の時候の挨拶を提案したり、『zh』『zj』『zk』『zl』で矢印(←↓↑→)を入力したりといった機能はオプションを設定しなくても利用できる。
そのほかにも、英語と日本語の判定精度が向上。[Meltype IME]では、予測変換の候補を一覧で表示して[Tab]キーやクリックで選べるようになったほか、Webブラウザーのプライベートウィンドウでも入力できるようになった。セキュリティ面も強化され、ユーザー辞書などに含まれる制御文字の取り扱いや、プロセス間通信の接続先・権限確認など、見直しで見つかった10件の問題が修正されているとのこと。
「Meltype」は「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「GPL-3.0」。Windows版に加え、プレビューとしてMac版とLinux版(IBus/fcitx5の入力メソッド)が提供されている。Windows版の対応OSは、64bit版のWindows 10/11。現在、「GitHub」のリリースページから無償でダウンロードできる。Windows版は自動で更新される。
ソフトウェア情報
- 「Meltype」Windows版
- 【著作権者】
- 雪代 / Yukishiro 氏
- 【対応OS】
- Windows 10/11(64bit)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.3.0(26/10/19)


















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