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「Apache OpenOffice 4.1.17」で修正された脆弱性12件が新たに公開、9件は「Important」

v4.1.16以前を使っているなら早めの更新を

「Apache OpenOffice」のセキュリティ情報

 The Apache Software Foundation(ASF)は11月3日(協定世界時、以下同)、オープンソースのオフィス統合環境「Apache OpenOffice」の脆弱性情報を新たに12件公開した。いずれも10月14日に公開された「Apache OpenOffice 4.1.17」で修正済み。同バージョンで修正された脆弱性は、先行して公表されていた「CVE-2026-59265」(深刻度「Critical」)とあわせて13件となった。

 今回公開された12件の深刻度の内訳は、「Important」が9件、「Moderate」と「Medium」が各1件、「Low」が1件。影響範囲はいずれもv4.1.16およびそれ以前で、「OpenOffice.org」も影響を受ける可能性がある。現時点で悪用は確認されていない。

  • CVE-2026-59263:細工されたドキュメントが、破損として報告されずに、開くプログラムによって異なる内容を表示する(Low)
  • CVE-2026-59264:Windows版インストーラーの検索パスの問題で、すでに改竄されたシステムで外部のコードが昇格した権限で実行される(Moderate)
  • CVE-2026-59267:「Draw」でのDXF(LWPOLYLINE)インポート時のヒープバッファーオーバーフロー(Medium)
  • CVE-2026-59268:「Microsoft Word」文書(WW8 PLCF)読み込み時の範囲外書き込み(Important)
  • CVE-2026-90624:PDFインポート時の範囲外書き込み(Important)
  • CVE-2026-90626:暗号化されたPDFファイルのインポート時の範囲外書き込み(Important)
  • CVE-2026-90627:フラットファイルデータベースドライバー経由で、ユーザーに確認せずに任意のローカルファイルを読み取られる(Important)
  • CVE-2026-90628:PDFエクスポート時、細工されたCFFフォントでスタックオーバーフローが発生し、クラッシュやメモリ破損、コード実行につながるおそれ(Important)
  • CVE-2026-90629:WMFインポート時の不正なメモリアクセス(Important)
  • CVE-2026-90631:ドキュメント内の外部リンクが確認なしに読み込まれ、環境変数の内容が送信されるおそれ(Important)
  • CVE-2026-90632:「GStreamer」マルチメディアコンポーネント経由で任意のローカルファイルを読み込まれ、保存・エクスポート時(PDFなど)に埋め込まれる(Important)
  • CVE-2026-90634:暗号化されたPDFファイルのインポート時の範囲外書き込み(Important)

 「Apache OpenOffice」は、Windows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフト。現在、公式サイト「openoffice.org」や窓の杜ライブラリからダウンロードできる。まだv4.1.16以前を利用している場合は、早めにアップデートしておきたい。

ソフトウェア情報

「Apache OpenOffice」
【著作権者】
The Apache Software Foundation
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/8.1/10/11、Windows Server 2003/2012(ストアアプリ版はWindows 10以降)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.1.17(26/10/14)