22種類のウイルス対策エンジンでファイルを一括スキャン「JottiQ」

「JottiQ」v1.1.1

　「JottiQ」は、ウイルススキャンサービス“Jotti's malware scan”のためのデスクトップクライアントソフト。64bit版を含むWindows XP以降に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には「.NET Framework 4 Client Profile」および「Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ」が必要。

　“Jotti's malware scan”は、22種類のウイルス対策エンジンで一括スキャンしてくれるWebサービス。ファイルをアップロードするだけで簡単にそのファイルが安全かどうかを確かめることができる。システムにインストール済みのウィルス対策ソフトだけでは不安な場合のセカンドオピニオンとして役立つ。

　「JottiQ」は、その“Jotti's malware scan”をさらに使いやすくしてくれる支援ツールだ。ファイルをメインウィンドウへドラッグ＆ドロップしてファイルリストに追加し、［Process Queue］ボタンを押すだけの簡単な操作で、“Jotti's malware scan”でのウイルスチェックが可能。ウイルススキャンの結果は、メイン画面右側にあるリストに表示される。ファイルをマルウェアだと判定したエンジンがないかチェックしてみよう。

　さらに、設定画面の［General］欄にある［Show JottiQ in file context menu］オプションを有効化すれば、ファイルの右クリックメニューから“Jotti's malware scan”へのアップロードを行うことも可能。このオプションを有効化しておけば、より手軽にウイルススキャンが行えるだろう。

設定画面の［General］欄にある［Show JottiQ in file context menu］オプションを有効化すれば、ファイルの右クリックメニューから“Jotti's malware scan”へのアップロードを行うことも可能

　なお、“Jotti's malware scan”でスキャンできるファイルのサイズは25MBまでとなっているので注意。