フォルダの階層構造をクリップボードへコピーできるソフト。中のファイルを含めずフォルダの階層構造のみをコピーできるほか、中のファイルは0バイトのダミーファイルに置き換えてコピーすることもできるのが特長。たとえばオンラインソフトのバックアップ時など、リストアの際にファイル自体はネットから入手し直すつもりで、ただ何をどこにインストールしていたかを残しておきたい場合などにお勧め。

　コピー対象のフォルダをエクスプローラから本ソフトのウィンドウ上へドラッグ＆ドロップすると、“クリップボードにコピーしました”と表示される。あとは［Ctrl］＋［V］キーなどで好きな場所へ“貼り付け”すれば、フォルダの階層構造がコピーされる仕組み。

　ファイルをダミーファイルに置き換えてフォルダコピーしたい場合は、あらかじめウィンドウ上の右クリックメニューから［ファイルをダミーとしてコピー］を選択したあと、対象フォルダをドラッグ＆ドロップして任意の場所へ“貼り付け”すればOK。この場合は、たとえば元のフォルダ内のファイルが“abc.txt”というファイル名なら、これに拡張子“.dummy”を付加した“abc.txt.dummy”という名前で0バイトの空ファイルがコピー先のフォルダ内に作成される。

　なお、動作には.NET Framework 2.0が必要。