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「PeaZip」のファイル管理ユーティリティのみを独立させた「PeaUtils」が公開
ファイルのチェックサム計算や比較・削除・分割・16進プレビューなどが可能
2016年9月26日 16:45
圧縮・解凍ソフト「PeaZip」の派生ツール「PeaUtils」が、25日に初めて公開された。Windows/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在「PeaZip」の公式サイトからダウンロードできる。
「PeaZip」はファイルの圧縮・解凍からファイル管理までを幅広くサポートする多機能ソフトだが、そこまでの機能を必要するケースは実のところそれほど多くはない。もっと必要な機能だけに絞った、シンプルで軽快に動作するツールを求めるユーザーも少なくないのではないだろうか。そうしたニーズに応えた「PeaZip」ファミリーのツールとしては、解凍機能のみを独立させた「PeaExtractor」がすでに存在する。
今回リリースされた「PeaUtils」は「PeaZip」のファイル管理ユーティリティのみを抜き出したもの。ファイルとフォルダーの解析、MD5やSHA256などを利用したファイルのチェックサム計算、2つのファイルの比較、ファイルの安全な削除、ファイルの分割、16進プレビュー、環境変数の表示といった機能が利用できる。「PeaZip」と同様、インストーラー版とインストール不要で利用できるポータブル版が選択可能だ。
ユーザーインターフェイスは必要最小限に留められている。使い方も簡単で、対象となるファイルやフォルダーをメイン画面へドラッグ&ドロップし、プルダウンメニューから利用したい機能(Function)を選択して、[OK]ボタンを押すだけだ。シェル統合もサポートされており、ファイルの右クリックメニューから機能を呼び出すこともできる。
結果はリストビューまたはクリップボードへのコピーに適したプレーンテキスト形式で表示される。レポートをTXT/CSV形式でエクスポートすることも可能だ。
ソフトウェア情報
- 「PeaUtils」
- 【著作権者】
- PeaZip srl
- 【対応OS】
- Windows/Linux
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.0(16/09/25)