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「Windows 10 Insider Preview」が更新、3本・4本指のタッチパッド操作をカスタム可能
PC版とモバイル版のBuild 14946が“Fast”リングで利用可能
2016年10月14日 11:51
米Microsoft Corporationは13日(現地時間)、Windows 10の次期メジャーアップデートのプレビュー版「Windows 10 Insider Preview」Build 14946を“Windows Insider Program”の“Fast”リングの参加ユーザーに対して公開した。PC版とモバイル版の同時リリースとなっている。
前ビルドでは高精度タッチパッドのサポートが強化されたが、Build 14946ではこれをさらに拡充。3本指や4本指を使ったジェスチャーをカスタマイズできるようになった。ジェスチャーのカスタマイズは「設定」アプリの[デバイス]-[タッチパッド]画面で行うことが可能。初期設定では3本指のタップで“コルタナ”が呼び出せるほか、3本指を上下左右にスワイプさせることで仮想デスクトップやアプリの切り替えなどが行える。詳細設定画面を利用すれば、メディアコントロールや好みのキーボードショートカットの割り当ても可能だ。
なお、この機能はPC版でのみ利用できる。
また、PC版とモバイル版共通の改善として、Wi-Fiを無効化した際、指定時間後に自動で有効化する機能が追加された。本ビルドでは1時間後、4時間後、1日後が選択可能。“手動(Manually)”を選択すれば、自動での有効化は機能しなくなる。
そのほかにも、モバイル版では“Continuum”を利用して別モニターで作業する際、利用していない方のモニターにタイムアウト時間を設定できるようになった。また、テキスト変換の際にオートコレクションを抑止する機能や、ユーザー辞書から単語を削除するオプション、予測変換を利用できる言語の拡充といった改善が盛り込まれているという。