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「ペイント」を大刷新して3D描画に対応させた後継版「Paint 3D」が登場
“Windows 10 Creators Update”(Build 14800以降)で利用可能
2016年10月27日 15:12
3Dオブジェクトに対応した「ペイント」の後継版「Paint 3D」が、プレビュー版として“Microsoft ストア”で公開された。今週中にも“Windows Insider Program”で一足早く提供される予定の“Windows 10 Creators Update”(Build 14800以降)で利用可能となる。
「Paint 3D」はWindows標準の画像編集ソフト「ペイント」を大刷新し、3Dオブジェクトを扱えるようにしたもの。“Windows 10 Creators Update”は3Dへの対応を前面に押し出しているが、「Paint 3D」はその一翼を担うアプリとなる。
“Windows 10 Creators Update”の発表イベントでは、砂でできた城をスマートフォンで撮影し、それを3Dオブジェクトとして「Paint 3D」へ取り込むデモが行われた。「Paint 3D」へ取り込んだオブジェクトはマウス操作などで自由に移動・回転が可能で、ペン入力による書き込みも自動で3Dオブジェクトへ変換される。
As easy as 1, 2, 3D - it's a snap to create 3D objects from scratch with the new Paint 3D Preview.#MicrosoftEventpic.twitter.com/HRDjkcZPEm
— Windows (@Windows)2016年10月26日
「Paint 3D」で制作した3D画像はFacebookなどへ投稿したり、オンラインコミュニティ“Remix 3D”で共有することが可能。「PowerPoint」の素材として利用したり、“HoloLens”などのARデバイスで楽しむこともできる。