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オープンソースのペイントソフト「Krita」v3.1、Macを正式にサポート
「FFmpeg」によるビデオ出力や新しいカラーピッカーなどを搭載
2016年12月16日 12:38
オープンソースのクロスプラットフォーム対応ペイントソフト「Krita」の最新正式版v3.1が、14日に公開された。本バージョンではOS X/macOSが正式にサポートされたほか、新機能の追加、パフォーマンスの向上、不具合の修正などが行われている。
まず、本バージョンから内部にオープンソースのマルチメディアライブラリ「FFmpeg」が採用され、アニメーションGIF、MP4、MKV、Oggファイルなどの動画フォーマットで作品を出力できるようになった。また、フレーム間で不透明度を自動補完しながらアニメーションさせる機能が追加されるなど、アニメーション関連の機能が拡充された。
さらに、カラーピッカーが強化されたのも大きな変更点。新しいカラーピッカーではsRGB領域外の色を選択することも可能だ。そのほかにも、シンプルで高速なクイックブラシエンジンが搭載。既存のセグメントベースのグラデーションエディターに加え、ストップベースのグラデーションエディターが追加された。また、ハーフトーンフィルターの実装なども行われている。
「Krita」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフト。Windows版の対応OSはWindows Vista以降で、編集部にてWindows 10で動作を確認している。現在、公式サイトから無償でダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Krita」Windows版
- 【著作権者】
- Krita team
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Vista以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 3.1.1(16/12/14)
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