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囲碁のトップ棋士を連破した謎のアカウントの正体は新版「AlphaGo」～ハサビス氏が明かす

今年の後半には持ち時間の長い公式戦に登場か

2017年1月5日 11:06

デミス・ハサビス氏の投稿

　DeepMindのCEOデミス・ハサビス氏は5日（日本時間）、ここ数日“Tygem”“FoxGo”で囲碁のトップ棋士を連破して話題になっていた謎のアカウント“Magister”“Master”の正体が、同社のコンピュータ囲碁プログラム「AlphaGo」の新バージョンであることを明らかにした。

　「AlphaGo」は、昨年3月に韓国のトップ棋士・李世ドル九段を破ったことで一躍有名となった囲碁AI。李九段を破ったあとも改善が続けられていたようで、今回は日本の井山裕太六冠を含む世界のトップ棋士を互先（ハンデなし）の早碁で60連勝を果たした。

　同氏は「我々の非公式テストは完了した。今年の後半に持ち時間の長い公式戦を戦うことを楽しみにしている」との声明を残している。


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