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Microsoft、「Adobe Flash Player」のセキュリティパッチを“Windows Update”で公開
CVE番号ベースで13件の致命的な脆弱性が修正。1週間遅れのリリース
2017年2月22日 08:42
米Microsoft Corporationは21日(米国時間、以下同)、Windows 8.1/10、Windows RT 8.1およびWindows Server 2012/2012 R2/2016向けのセキュリティ更新プログラム“KB4010250”を公開した。現在、“Windows Update”から入手可能。
本更新プログラムは、Adobe社が14日にアナウンスしていた「Adobe Flash Player」の脆弱性を修正するもの。CVE番号ベースで全13件の致命的な脆弱性が修正されており、なるべく迅速なアップデートが必要とされている。Windows 8.1以降の「Microsoft Edge」「Internet Explorer」を対象とした修正プログラム以外は、アナウンス当日にすでにリリースされていた。
Microsoft社が今月リリースするはずだった月例のセキュリティ更新プログラムは、一部顧客に影響する問題が公開の直前に発見され、予定された公開日までに解決が間に合わなかった。そのため、リリースの延期を延期し、3月分と併せて配信する方針が明らかにされていた。しかし、「Adobe Flash Player」の脆弱性修正は緊急を要するため、個別に先行配信されることになったようだ。