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フリーのPDFビューワー「Foxit Reader」に脆弱性、修正版のv8.2.1が公開

情報漏洩やアプリケーションの不正終了、リモートコード実行などにつながる恐れ

「Foxit Reader」8.2.1」

 米Foxit Corporationは1日(現地時間)、フリーのPDFビューワー「Foxit Reader」の最新版「Foxit Reader 8.2.1」を公開した。本バージョンは脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

 同社が公開したセキュリティ情報によると、本バージョンで修正された脆弱性は全部で5件。Windows版「Foxit Reader」「Foxit PhantomPDF」のv8.2.0.2051およびそれ以前のバージョンに影響し、最悪の場合、情報漏洩やアプリケーションの不正終了、リモートコード実行などにつながる恐れがあるという。

 「Foxit Reader」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 7/8/10に対応している。

 なお、日本時間の1日付けでFoxitJapan社から「Foxit Reader 8.2 日本語版」がリリースされているが、同ソフトも脆弱性の影響を受けるものと思われる。修正版がリリースされるまでは一時的に利用を中止するか、代わりに英語版を利用することをお勧めする。

ソフトウェア情報

「Foxit Reader」Windows版
【著作権者】
Foxit Software Inc.
【対応OS】
Windows 7/8/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
8.2.1.6871(17/03/01)