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APIのオーバーヘッドテストで「Vulkan」をサポートした「3DMark」v2.3が公開
「Vulkan」と「DirectX 12」のオーバーヘッドを比較できる
2017年3月24日 14:20
フィンランドのFuturemark Corporationは23日(現地時間)、定番3Dベンチマークソフト「3DMark」の最新版v2.3.3663を公開した。今回のアップデートにおける変更点は、“API Overhead feature test”で「Vulkan」がサポートされたこと。
“API Overhead feature test”は、Microsoftの「DirectX 11」や「DirectX 12」、AMDの「Mantle」といったグラフィックスAPIによって描画命令のオーバーヘッドがどれぐらい違うのかを計測するテスト。今回サポートされた「Vulkan」は「Mantle」の発展版といえるもので、「DirectX 12」と同様、描画命令によるオーバーヘッドの削減に注力して開発されている。
なお、「Vulkan」のサポートに伴い、「Mantle」のテストは削除されている。また、“API Overhead feature test”は無償版では利用できないので注意。「3DMark Advanced Edition」(29.99米ドル)や「3DMark Professional Edition」(1,495米ドル)などの有料版が必要となる。
ソフトウェア情報
- 「3DMark」Basic Edition
- 【著作権者】
- Futuremark Corporation
- 【対応OS】
- Windows 7以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(非商用利用のみ)
- 【バージョン】
- 2.3.3663(17/03/23)