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DirectX 11/12およびMantleのオーバーヘッド比較をサポートした「3DMark」v1.5が公開
新旧APIのパフォーマンスを比較可能
(2015/3/27 13:53)
フィンランドのFuturemark Corporationは26日(現地時間)、定番3Dベンチマークソフト「3DMark」の最新版v1.5.884を公開した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
本バージョンではAPIオーバーヘッドテストが追加され、DirectX 12やMantle(AMDのグラフィックスAPI)、DirectX 11のパフォーマンスを比較できるようになった。
DirectX 12やMantleといった新しいグラフィックスAPIは、GPUの潜在能力を効率よく引き出すため、なるべくソフトウェア層を薄くし、ハードウェアへ直接アクセスできるようにすることで極力オーバーヘッドを減らすように設計されている。今回搭載されたテストにより、新旧APIのオーバーヘッドを比較することで、パフォーマンスの違いを知ることができるだろう。
なお、APIオーバーヘッドテストは無償版では利用できないので注意。「3DMark Advanced Edition」(24.95米ドル)や「3DMark Professional Edition」(995.00米ドル)などの有料版が必要。
さらに、DirectX 12のテストには「Windows 10 Technical Preview」build 10041以降の環境が必要。また、MantleのテストにはMantleをサポートしたGPUが、DirectX 11/12のテストには最低1GBのグラフィックメモリを搭載したDirectX Feature Level 11_0互換GPUと4GBのシステムメモリが、それぞれ必要となる。
ソフトウェア情報
- 「3DMark」Basic Edition
- 【著作権者】
- Futuremark Corporation
- 【対応OS】
- Windows Vista/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.5.884(15/03/26)