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ゲーム開発をターミナルで、「Unity CLI」が登場 ~「Unity 7」も来年リリースへ

CI/CDなどの自動化やAIエージェント連携の基盤

Unity Technologies、「Unity CLI」を公開

 米Unity Technologiesは7月20日(現地時間)、コマンドラインツール「Unity CLI」を試験公開した。「Unity」エディターのインストールや管理はもちろん、起動中のエディターの操作までをターミナルから行える。

 同社によると、ゲームやコンテンツ開発の現場でもスクリプトや自動化、そしてAIエージェントなどの導入が進んでおり、作業の中心はGUIよりもターミナル(CUI)へ移りつつある。「Unity CLI」はそうした需要に応えたツールだ。

 「Unity CLI」は単一の自己完結型バイナリとして提供されており、エディター、モジュール、プロジェクト、認証までをこれだけで完結できる。起動も高速で、「Unity Hub」をヘッドレス(GUIなしで)動かす場合と比べ体感できるほどの差があるという。

 また、自動化を考慮した設計も特徴。プログラムから扱いやすいように出力を構造化(JSON/TSV)できるほか、終了コードの体系が明確で、非対話型インストールにも対応しており、CI/CDプロセスやAIエージェントのタスクにも組み込みやすい。

 さらに、試験パッケージ「com.unity.pipeline」を導入すれば、「Unity」エディターをコマンドで操作することも可能。エディターの操作(インポート、テスト実行、カスタムツール)を完全に自動化できる。開発ビルドにランタイムコンポーネントを入れて、実行中のゲームにコマンドを送信したり、エディター内で任意のC#式をその場で評価して結果を得る「REPL」にも対応する(「unity command eval」コマンド)。

 なお、同社は「Unite Seoul 2026」基調講演で次世代となる「Unity 7」を発表している。

 「Unity 6」のアーキテクチャーを引き継ぎながら、ランタイムを「Mono」から「CoreCLR」へ移行し、開発パイプラインの高速化を図る。無償の「Unity CLI」やMCPサーバーを活用し、オープンでコラボレーティブなエコシステムを実現していくとしている。

 リリースはプレビュー版が12月、正式版が2027年第1四半期が予定されている。一部の機能はそれより早くベータで提供される見込みだ。