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「Nintendo Switch 2」に対応した「Unity 6.3 LTS」が公開、2年間の長期サポート
パフォーマンスと安定性の向上、すべてのプラットフォームでHTTP/2接続が既定に
2025年12月8日 10:40
米Unity Technologiesは12月4日(現地時間)、「Unity 6.3 LTS」をリリースした。「Unity 6.0 LTS」以来の長期サポート(Long-Term Support)リリースで、向こう2年間のサポートとアップデートが保証される。さらに「Unity Enterprise」「Unity Industry」のユーザーであれば追加で1年間、計3年間のサポートが得られる。
「Unity」は、リアルタイム3D(RT3D)コンテンツを開発・動作するためのプラットフォーム。最新の3Dゲームをはじめ、さまざまなシーンで活用されている。最新の「Unity 6.3 LTS」には、以下の新機能と改善が含まれる。
- クロスプラットフォーム開発を簡素化するプラットフォームツールキット。以下のプラットフォームに対応
・Android/Google Playサービス
・iOS/Gamekit
・Windows/GDK(Game Development Kit)
・Windows/Steam
・Xbox One
・Xbox Series X | S
・Nintendo Switch
・Nintendo Switch 2
・Playstation® 5 - Nintendo Switch 2 のサポート
- 「Android XR」対応の改善
・顔トラッキング
・Object Trackables
・自動動的解像度 - デスクトップスクリーンリーダーのネイティブサポート:Windows、macOS、Android、iOSでOS組み込みのスクリーンリーダーを複雑な準備なしに利用できるように
- パフォーマンスと安定性の向上。この2年間でリグレッションは30%、ユーザーからの問題報告は22%減少。インポート時間の短縮、再生モードに入るまでの時間の短縮、ビルド時間の短縮などを実現
- すべてのプラットフォームでHTTP/2接続がデフォルトに(UnityWebRequest)
- プロファイラーの強化
- 「Render Graph」システムをアップデート。既定で有効に
- モバイルおよび非テザー型(バッテリー内蔵)VRヘッドセット向けにポストプロセッシングを最適化
- プロジェクト内のスプライトアトラスを分析して問題や非効率なところを報告する「Sprite Atlas Analyser」を搭載
- サンプルアセットのコレクション「Unity Building Blocks」を導入。複雑なゲームプレイ体験や機能のセットアップを簡素化
なお、「Unity 6.2」のサポートは終了した。「Unity 6.3 LTS」への移行が必要だ。















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