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Microsoft、プロジェクトホスティングサービス“CodePlex”を年内にシャットダウン

10月までは書き込みが可能。以降は読み取り専用に

オープンソースプロジェクトのホスティングサービス“CodePlex”

 米Microsoft Corporationは3月31日(現地時間)、同社が運営するオープンソースプロジェクトのホスティングサービス“CodePlex”を終了することを明らかにした。すでに新規プロジェクトの作成機能は無効化されている。

 “CodePlex”は2006年に開始され、11年にわたって運用されてきた。しかし、この分野では“GitHub”がすでにデファクトスタンダードとなっており、最近では同社のオープンソースプロダクトも“GitHub”で公開されるようになっていた。

 “CodePlex”における新規プロジェクトの作成はすでに終了しているが、10月までは書き込みが可能。その後は読み取り専用となり、12月15日に正式にシャットダウンされる予定だ。同社はソースコードやドキュメントを“GitHub”へインポートするためのツールを公開しているほか、「Visual Studio Team Services」や「BitBucket」へリポジトリを移行する方法を案内している。

 なお、シャットダウン後も軽量なアーカイブ機能は残され、ソースコードの閲覧やURLのリダイレクトといった機能が提供されるとのこと。このアーカイブ機能の終了日は現在のところ未定。