ニュース

ウェザーニューズ、5分更新・1kmメッシュの“超細密天気予報”をモバイルアプリに導入

ゲリラ豪雨などの局地的・突発的な現象にも対応。よりきめ細かい予測が可能に

 (株)ウェザーニューズは24日、より精度の高い“超細密天気予報”を同社のモバイルアプリ「ウェザーニュースタッチ」に導入したことを発表した。これまでは5km四方の精度で1時間おきに更新していたが、“超細密天気予報”では1km四方の精度で5分おきの更新が可能になるという。

5kmメッシュから1kmメッシュへ精度を大きく向上させた新しい気象予測モデル

 新しい気象予測モデルは、従来のモデルに比べ1,800倍の計算量を要する。しかし、これにより毎日の天気予報精度が向上しただけでなく、ゲリラ豪雨などの局地的・突発的な現象に対応したり、標高差を加味したよりきめ細かい気温予測を行ったり、熱中症の警戒情報などを出すことができるようになったという。同社は今後も観測データや現地ユーザーからのフィードバックを元に、気象予測モデルの継続的なアップデートを行う考えだ。

 「ウェザーニュースタッチ」アプリはiOS/Androidに対応しており、現在“App Store”や“Google Play”から無償でダウンロード可能。また、Webサイト“weathernews.jp”でも1kmメッシュの新しい気象予測モデルの恩恵を受けることができるという。