ニュース

ウェザーニューズ、GPSで特定した現在地の大地震発生率を調べるサービスを提供開始

東日本大震災の教訓を踏まえた防災・減災情報を紹介する“減災特集2018”で

“大地震の発生率”

 (株)ウェザーニューズは8日、特設サイト“減災特集2018”で“大地震の発生率”の提供を開始した。スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」やWebブラウザーから利用できる。

 “大地震の発生率”では、国立研究開発法人 防災科学技術研究所が公開している“確率論的地震動予測地図”とスマートフォンのGPS機能で特定した現在位置を突き合わせ、その場所で今後30年以内に震度6強以上の地震が発生する確率を無料で診断することが可能。データは約250メートル四方単位で提供されているので、ほぼピンポイントでの診断が可能だ。診断ページに表示されるマップは大地震発生の可能性の高さに応じて5段階で色分けされており、周辺地域の状況も把握できる。

 そのほかにも“減災特集2018”では、東日本大震災の教訓を踏まえた防災・減災に役立つコンテンツやコラムが揃っている。また、“おすすめメニュー”にある“減災診断”では、GPSを利用した現在地の“浸水想定区域”と“土砂災害想定区域”の診断も可能。過去に寄せられた被害報告から地域の被害特性を把握できる“過去のリポートマップ”や最寄りの避難所を調べられる“自治体提供情報”なども提供されている。