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9月から実施されるOffice Insiderの変更が発表 ~“Insider ファースト”は“Insider”に

更新内容を案内するページが新設、48時間以内にローカライズされる

同社のリリース

 米Microsoft Corporationは12日(現地時間)、Windows デスクトップ向けの“Office Insider”のレベル名を変更することを明らかにした。“Insider ファースト”は“Insider”に、“Insider スロー”は“月次チャネル (対象指定)”となる。なお、内容に変更はなく、ユーザー側での対応も必要ない。

 今回の変更は、9月から実施される“Office 365”の更新モデルの簡素化に伴うもの。新しい更新モデルでは、機能更新の頻度が年3回から年2回に削減され、3月と9月に定期リリースされる。一方で、機能更新プログラムのサポート期間はリリースから18カ月へと延長される。これはWindows 10と共通だ。

 開発段階の機能をいち早く体験できる“Insider”レベルは、毎週リリースされる。これらの変更を1カ月ごとに受け取りたい場合は、“月次チャネル”レベルを選択すればよい。加えて法人向け“Office 365”では、年2回の機能更新プログラムをテストするための“半期チャネル”が選択できる。

 また、“Insider”と“月次チャネル”の更新内容を案内するページが新設された。従来のものよりも分かりやすくなっているほか、英語版の更新から48時間以内にローカライズを行うという。