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「Word」と「Outlook」にテキスト予測入力機能 ~英語環境のプレビュー版でテスト開始

ユーザーが入力するであろうテキストをAIが推測し、薄いグレーでテキストの続きを提案

プレビュー版の「Word」と「Outlook」にテキスト予測入力機能

 米Microsoftは2月23日(現地時間)、プレビュー版の「Word」と「Outlook」にテキスト予測入力機能を導入したと発表した。まずは英語ユーザーを対象にテストされる。

 テキスト予測(Text Predictions)は、ユーザーが入力するであろうテキストをAIが推測し、薄いグレーでテキストの続きを提案する。[Tab]キーを押せば入力が確定されるため、スペルミスや文法ミスを減らしながらすばやくテキストを入力できる(キャンセルは[Esc]キーで可能)。使えば使うほどAIはユーザーのライティングスタイルを習得し、それに基づいた適切な候補を提案するようになるだろう。

ユーザーが入力するであろうテキストをAIが推測し、薄いグレーでテキストの続きを提案

 この機能は「Word」のドキュメントや「Outlook」のメッセージ編集で利用可能。対象となるのは以下の環境だ

Word

  • Windows版「Office Insider」Version 2010(Build 13301.20004)以降を利用する“Beta”チャネルユーザーの50%
  • 「Microsoft 365 Business Basic」、「Microsoft 365 F3」、および「Microsoft 365 A1」を除くすべての「Microsoft 365」ユーザーのWeb版「Word」にも順次展開

Outlook

  • 北米の「Outlook.com」および「Outlook on the web」
  • Windows版「Office Insider」Version 2010(Build 13301.20004)以降を利用する“Beta”チャネルユーザーの50%