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「Microsoft Word」で文書のダークモード化が可能に ~“Office Insider”でテスト開始
文書の背景を暗い灰色、黒い文字を白色で表示できる
2021年2月12日 06:30
Microsoftは2月6日、「Microsoft Word」のダークモードの改善を発表した。すでに対応しているリボンやツールバーに加え、エディター画面上の文書自体もダークモードにすることができるようなる。現在、“Office Insider”の“Beta”チャネルで公開中のバージョン2012(ビルド13518.10000)で体験できる。
ダークモードは、長時間凝視しても目が疲れづらいだけでなく、モニターによってはバッテリーの節約にもなるため、最近急速に普及が進んでいる。しかし、ワープロソフトの大部分を占める文書自体は白いままの場合が多く、あまり意味をなしていなかった。
「Microsoft Word」のダークモードでは、文書の背景を暗い灰色、黒い文字を白色で表示可能になる。また、赤・青・黄色など、その他の色もくらい背景に合わせて見やすいようにわずかにトーンが落とされる。
文書をダークモードにするには、[ファイル]-[アカウント]画面にある[Office テーマ]プルダウンリストで[黒]を選択すればよい。文書をダークモードにしても印刷時や共同編集者の「Word」上の表示には反映しないため、印刷した際などの見た目を確認したい場合は[表示]メニュー上の[モードの切り替え]ボタンをクリックして、文書のダークモードを解除する必要がある。