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Android版「Microsoft Office」アプリが待望のダークモードに対応

「Word」や「Excel」、「PowerPoint」を1つにしたアプリ。スキャナー機能「Office Lens」も統合

Android版「Microsoft Office」アプリが待望のダークモードに対応

 米Microsoftは5月20日(現地時間)、Android版「Microsoft Office」アプリにダークモードを導入したことを明らかにした。利用中のデバイスがダークモードに設定されているならば、「Office」アプリも自動でダークモードになる。設定画面から手動でダークモードのON/OFFを切り替えることも可能だ。

 ダークモードは、比較的暗い環境で長時間凝視しても目が疲れづらいとして人気の機能だ。モニターによってはバッテリーの節約にもなるため、最近急速に普及が進んでいるが、白背景のドキュメントを扱うことの多い「Office」アプリでは導入が遅れている。この状況を改善すべく、同社は2019年半ばから自社製品のダークモード対応を積極的に進めている。最近では
デスクトップ版「Microsoft Word」でも「より完全な」ダークモードがテスト中だ。

 モバイル版「Microsoft Office」アプリは、「Word」や「Excel」、「PowerPoint」を1つにしたアプリ。外出先でもオフィス文書を作成・編集できるのはもちろん、スキャナー機能「Office Lens」を統合しており、端末のカメラで紙のドキュメントやホワイトボードへの書き込みを取り込めるのも便利。

 対応OSはiOS/Androidで、現在それぞれのアプリストアからダウンロード可能。基本機能は無償だが、プレミアム機能を利用を利用するには「Office 365」サブスクリプションの購読が必要だ。