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Windows 10版「OneNote」アプリが“ダーク モード”に対応へ

Microsoftが今後導入予定の「OneNote」機能をアナウンス

デジタルノートアプリ「OneNote」

 米Microsoftは5月29日(現地時間)、デジタルノートアプリ「OneNote」に追加予定の機能を発表した。一部機能は“Office Insider”で先行テストすることもできる。

 今回のアナウンスの目玉は、なんといってもWindows 10版で“ダーク モード”がサポートされたことだろう。画面右上の[…]メニューから[設定]パネルを開き[オプション]画面へ進むと、[カラー]セクションで“ダーク テーマ”を選択できるようになる。もちろん、Windowsの設定に連動させることも可能だ。

Windows 10版で“ダーク モード”がサポート

 “ダーク モード”にすると白背景を前提に書かれたメモが見づらくなることが懸念される(たとえば「メール/カレンダー」ではメール画面を一時的に“ライト モード”へ切り替える機能を実装して解決している)が、「OneNote」アプリではこれを解決するために“ダーク モード レンズ”と呼ばれる機能を導入している。メモの色遣いを自動で反転させることにより、白背景のときと遜色のない視認性を確保しているという。

 「OneNote」アプリの“ダーク モード”は、現在“Office Insider”にロールアウト中。数週間以内にすべてのユーザーが利用可能になる予定だ。

 そのほかにも、「Send to OneNote」アプリ(参考記事)を利用して「Outlook」アプリからメールや会議をWindows 10/Mac/Webの「OneNote」へ送信する機能や、メモに「Microsoft Office」ドキュメントを挿入する機能などがサポートされる予定。また、「OneNote for the Web」では既存の“リボン”をシンプルにブラッシュアップした“簡易リボン”が利用可能となっている。

“簡易リボン”が利用可能となった「OneNote for the Web」