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「Windows 10 S」でも“Insider Preview”ビルドがテスト可能、Microsoftが明らかに

セキュアでパフォーマンスが持続。ただし、実行できるのはストアアプリのみ

「Windows 10 S」でも“Insider Preview”ビルドを受け取れる

 米Microsoft Corporationは23日(現地時間)、公式ブログ“Windows Experience Blog”で、他のエディションと同様、「Windows 10 S」でも“Insider Preview”ビルドを受け取れることを明らかにした。

 「Windows 10 S」は、動作するアプリを“ストア”から入手したもののみに限定してセキュリティを高めたロックダウンモデル。OSをクリーンに保ち、Windowsのパフォーマンスを持続させることができるため、教育用途や開発・管理を行わないユーザー向けに適しているとされている。同社製のノートPC“Surface Laptop”にプリインストールされているほか、専用のインストーラーを利用して「Windows 10 Pro」「Windows 10 Education」「Windows 10 Enterprise」などのエディションから移行してテストすることも可能。

 「Windows 10 S」で“Insider Preview”ビルドを受け取るには、設定画面の[更新とセキュリティ]−[Windows Insider Program]セクションから“Windows Insider Program”へ参加すればよい。

 ただし、「Windows 10 S」では「コマンド プロンプト」や「PowerShell」などの実行が制限されるほか、“Windows Subsystem for Linux(WSL)”が利用できないなどの制限があるので注意。