NEWS(09/10/01 15:08)
「Google Chrome」v3.0.195.24が公開、JavaScriptエンジン“V8”の脆弱性を修正
悪用されるとサンドボックス内で任意コードが実行されてしまうおそれ
米Google Inc.は9月30日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新版となるv3.0.195.24を公開した。本バージョンでは、JavaScriptエンジン“V8”に存在する脆弱性が1件修正されている。
本脆弱性は、データ変換を行う関数における、文字列を浮動小数点数へ変換する処理の不具合によるもので、悪用されるとサンドボックス内で任意のコードが実行されてしまうおそれがある。なお、本脆弱性の深刻度は4段階中上から2番目の“High”と判定されている。
「Google Chrome」はWindows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組み。また、バージョン情報画面から[今すぐアップデート]ボタンを押すことで手動アップデートすることも可能。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.0.195.24(09/09/30)