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フリーのプレゼン補助ツール「ZoomIt」、Webカメラの合成・マイクの雑音除去にも対応

デスクトップ操作を解説付きでキャプチャーする作業が、これ1本で完結

「ZoomIt」v12.1。Webカメラの合成、マイクの雑音除去といった機能が利用可能に

 プレゼンテーション補助ツール「ZoomIt」の最新版v12.1が、6月17日(米国時間)にリリースされた。Windows Sysinternalsの公式サイトなどから無償でダウンロードできる。

 「ZoomIt」は、Microsoftの一部門であるWindows Sysinternalsが提供するフリーの画面拡大・注釈ツールだったが、その後機能を拡大してプレゼンテーション補助ツールとなった。タスクトレイに常駐し、ホットキーでデスクトップの拡大縮小、注釈、撮影(スニップ)、録画といった便利機能を呼び出せるのが魅力だ。

 2025年1月にオープンソース化され、パワーユーザー向けのツール集「PowerToys」にも収録されている。

 前回紹介したv10.0からの変更点は、以下の通り。動画のキャプチャー・編集機能を中心に、細部でブラッシュアップが図られている。

  • v11.0(3月26日)
    パノラマ(スクロール)スクリーンショット:1画面に収まらない縦長・横長の範囲を、スクロールしながら1枚の画像として撮影できる([Ctrl]+[8]キー)
    スニップ時のテキスト抽出:画面を範囲撮影する際に、含まれる文字をテキストとして抽出できる([Ctrl]+[Alt]+[6]キー)
    休憩(Break)タイマーの改善
    既存の動画ファイルのトリミング:これまで録画直後にしか使えなかったトリミング用エディターを、既存の「.mp4」ファイルにも適用できるように
  • v12.0(5月7日)
    Webカメラのオーバーレイ:動画キャプチャー時に、Webカメラの映像を画面に重ねて表示できる
    クリップの追加:動画のトリミングエディターで、複数のクリップをつなげられるように
  • v12.1(6月17日)
    Webカメラの背景ぼかし:被写体以外の背景をぼかす
    Webカメラの背景画像:被写体以外の背景に任意の画像を表示
    マイクのノイズキャンセリング

 とくに、Webカメラとマイクのサポートが充実した点は目を引く。Webカメラのオーバーレイ、背景ぼかし・画像、マイクの雑音除去といった機能が利用できるようになったことで、デスクトップ操作を解説付きでキャプチャーする作業を、これ1本で完結できる。キャプチャーした動画を編集する機能が拡充されたのもうれしいポイントだ。

デスクトップ操作を解説付きでキャプチャーする作業が、これ1本で完結

 なお、本ソフトと「PowerToys」同梱の「ZoomIt」を同時に動かすと、同じグローバルホットキーが競合してしまう。どちらか一方のみを利用するように注意したい。

ソフトウェア情報

「ZoomIt」
【著作権者】
Mark Russinovich 氏
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
12.1(26/06/17)