ニュース
国産生成AI基盤モデル「PLaMo 3.0 Prime」が正式リリース ~推論特化と高速応答の2モデル
256kに拡張されたコンテキスト長でAIエージェントとしての利用にも耐える
2026年6月23日 14:57
(株)Preferred Networks(PFN)は6月22日、「PLaMo 3.0 Prime」を正式リリースした。「PLaMo」はフルスクラッチで国産開発されている生成AI基盤モデルで、「3.0 Prime」はその最新フラグシップモデルとなる。3月からベータテストされていたが、モニター利用や社内評価で得られた知見を反映し、企業利用における実用性を高めた上で正式化された。
「PLaMo 3.0 Prime」は、論理的思考を要する複雑なタスクに対応する「Reasoning」(推論)モデルと、応答速度の速い「Non-reasoning」(非推論)モデルの2本立てで、API経由またはオンプレミスで提供される。企業の用途に応じた選択が可能だ。
独自開発のトークナイザーによりトークン効率が向上し、コストパフォーマンスが改善。複雑な指示への対応、段階的推論、数理・アルゴリズム問題への対応力も強化された。コンテキスト長は従来の64kから256kへ拡張され、長文の処理やAIエージェントとしての利用にも十分耐えうる。
また、日本で開発されていることもあり、日本語の業務文書や対話、専門領域での利用を想定した学習・評価が行われているのも魅力。日本語での自然な文脈理解、論理展開、業務利用に必要な指示追従性能が向上している。
「Qwen3.6-27B」「gpt-oss-120b」といった同性能帯のオープンモデルや、「GPT-5.4 mini」「Claude Haiku 4.5」といった同価格帯のクローズドモデルとの比較でも、日本語能力で競争力のある結果が得られているという。






















