NEWS(09/12/01 14:36)

老舗の無償ウイルス対策ソフト「Avira AntiVir Personal」が日本語化

日本語のサポートフォーラムも用意されている

「Avira AntiVir Personal」v9.0.0.18「Avira AntiVir Personal」v9.0.0.18

 (株)アビラは1日、ウイルス対策ソフト「Avira AntiVir Personal」日本語版を無償公開した。Windows 2000/XP/Vista/7およびXP/Vistaの64bit版に対応するフリーソフトで、非商用かつ私的利用でのみ利用可能。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、Windows 2000への対応は2011年7月13日までとなっている。

 本ソフトは、ドイツの老舗セキュリティベンダーAvira GmbHが開発したウイルス対策ソフトの日本語版。とくにUNIX向けやモバイル向けのセキュリティ技術に定評があり、同社製スキャンエンジン“Savapi”はさまざまな製品へOEM提供されている。今回日本法人の設立に伴い、初めて日本語版が公開された。日本語のサポートフォーラムも用意されている。

 機能としては、ウイルスやスパイウェアの手動スキャンや定期スキャン、リアルタイム検知といった基本的な機能に加え、ボタン1つでマルウェアを削除する機能やルートキットを削除する機能などを搭載しているほか、振る舞い検知機能では強度を選択することも可能。

 なお、有償の上位版も用意されており、同社のWebサイトでダウンロード販売されている。価格はレスキューCDの作成機能やPOP/SMTPで送受信されるメールのスキャン機能などを備えた“Premium”が3,500円(税込み)、ファイヤーウォールやスパムメールフィルター、ゲームプレイ中はスキャンを一時的に停止する“GameMode”機能などを備えた上位版“Security Suite”が5,000円(税込み)となっており、ライセンスは1年間有効。

「Avira AntiVir Personal」日本語版

【著作権者】
Avira GmbH
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista/7/XP x64/Vista x64
【ソフト種別】
フリーソフト(非商用かつ私的利用のみ)
【バージョン】
9.0.0.18(09/12/01)

(柳 英俊)