いまさら聞けないExcelの使い方講座
【Excel】列幅の違う表をレイアウトを崩さず1枚のシートにまとめる定番テクニック
2025年12月17日 06:55
形式の違う集計表を1枚にまとめたい!
1つのワークシートには1つの表を作成するのが基本、などと言われますが、別のファイルやシートで作成した表を、1つのシートにまとめたいことはあります。関連する表を載せておきたい場合などです。
しかし、単純にコピペすると貼り付け先のレイアウトが適用されてしまいます。例えば、以下は全店舗の問い合わせのサマリーの下に、秋葉原店の内訳を貼り付けた状態です。
見切れているセルは列幅を広げれば解決しますが、今度は上の表が間延びしてしまいます。どちらかの表に合わせて妥協することも多いのではないでしょうか。自分が参照するだけなら、少々見栄えが悪くても問題ありませんが、提出用の資料としては完成度が低く見えてしまいます。
このような場合は、[リンクされた図]の機能を使うのが定番です。元の表とリンクして貼り付けられるので、データの修正内容も反映されるメリットがあります。
貼り付けオプションを選択する
コピーした表を貼り付ける時にオプションから[リンクされた図]を選択するだけです。元の表のレイアウトを保ったまま、“図”として貼り付けられます。貼り付け後にハンドルをドラッグしてサイズを調整することも可能です。貼り付けオプションには、似たようなアイコンの[図]が並んでいるので間違えないように注意してください。
なお、右クリックメニューから操作する場合は[形式を選択して貼り付け]-[リンクされた図]と選択することになります。
ショートカットキーも利用可能
[リンクされた図]を指定するショートカットキーも覚えておくと便利です。通常通り[Ctrl]+[V]で貼り付け、その後に[Ctrl]→[I]と続けて押します。

























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