いまさら聞けないExcelの使い方講座
【Excel】切れると業務遂行不能! 大事なサブスクの有効期限を表で一括管理する
2025年12月24日 06:55
更新忘れが業務停止につながる前に
例えば、業務で利用するアプリやWebサービスなどのアカウントには、有効期限が設定されているものが少なくありません。更新期日を過ぎてしまうと、実質的に業務が止まってしまいます。期限までに更新する必要がありますが、個人任せの管理では見落としてしまう可能性もありますよね。一括管理しておくと安心です。
期限を管理するには、EDATE関数が定番。基準となる日付と○カ月後の指定をするだけで、期限の日付を指定できます。
また、期限が切れる前に余裕を持って更新することがほとんどでしょう。実際には、稼働日に更新しておきたいものです。WORKDAY関数で更新を促す日付を求められます。
今回は、EDATE関数とWORKDAY関数を使って、期日と更新を促すタイミングを自動で管理する方法を紹介します。個人で利用しているサービスの更新期日を管理する際にも利用できますよ。
期日の前日を有効期限にする
1年契約のサービスが一般的なので、期日は12カ月後の日付です。ここでは、その前日を有効期限として、EDATE関数で求めてみましょう。1日分の「1」を引くだけです。うるう年や月末処理を意識する必要はありません。
=EDATE(B2,12)-1
更新を促す日付を決める
有効期限がわかったら、次に重要なのは「いつ更新するか」です。実務では社内の確認や申請に時間がかかることもあるので、ここでは、WORKDAY関数の引数[祭日]を省略して、期日から土日を除いた14日前に設定します。○営業日前を指定する場合は、[日数]にマイナスの数値を指定します。
=WORKDAY(C2,-14)
有効期限と更新タイミングを数式で管理しておけば、「気づいた人が対応する作業」から、ルールに基づいた安定した運用へと移行できます。さらに更新催促日が近づいたら強調する条件付き書式を組み合わせてもいいですね。
























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