NEWS(09/12/09 05:53)

「Google Chrome」v4.0.249.30が公開、ベータ版がついに拡張機能対応

すでに300種以上の拡張機能が公開中、そのほか初のMac、Linux用ベータ版も公開

「Google Chrome」v4.0.249.30「Google Chrome」v4.0.249.30

 米Google Inc.は8日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新ベータ版となるv4.0.249.30を公開した。Windows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

 本バージョンでは、これまで開発者向けのバージョンでのみ利用可能だった“拡張機能”を、ベータ版でも利用可能になった。「Firefox」の拡張機能と同様に、「Google Chrome」用に作成されたさまざまな拡張機能をインストールすることで機能を強化できる。

 インストール方法も「Firefox」同様で、Webページ上のボタンをクリックするだけと簡単だ。さらに、インストールやアンインストール、無効化・有効化の際に「Google Chrome」を再起動する必要はない。

 同社が用意したギャラリーにはすでに300種以上の拡張機能が掲載されているとのことで、「AutoPagerize」など「Firefox」用定番拡張機能の移植版も登録されている。

拡張機能はWebページ上から直接インストールできる拡張機能はWebページ上から直接インストールできる

レンチ型アイコンのプルダウンメニューの[拡張機能]から管理画面を表示可能レンチ型アイコンのプルダウンメニューの[拡張機能]から管理画面を表示可能

マウスジェスチャー機能を追加する「Chrome Guestures」マウスジェスチャー機能を追加する「Chrome Guestures」マウスジェスチャー機能を追加する「Chrome Guestures」

リンクをクリックせずに次のページを自動で読み込むことができる「AutoPagerize」リンクをクリックせずに次のページを自動で読み込むことができる「AutoPagerize」

アドレスバーにRSSアイコンを追加しWeb型RSSリーダーへ登録可能にする「RSS Subscription Extension」アドレスバーにRSSアイコンを追加しWeb型RSSリーダーへ登録可能にする「RSS Subscription Extension」

Gmailの新着数をアイコン表示する「Google Mail Checker」と、Google リーダーの新着RSSをポップアップ表示する「Google Reader Notifier」Gmailの新着数をアイコン表示する「Google Mail Checker」と、Google リーダーの新着RSSをポップアップ表示する「Google Reader Notifier」

“Google サイドウィキ”サービスを利用できる「Google Sidewiki」“Google サイドウィキ”サービスを利用できる「Google Sidewiki」

公式RT、非公式RT両対応で閲覧中WebページのURLを短縮して挿入できるTwitterクライアント「Chromed Bird」公式RT、非公式RT両対応で閲覧中WebページのURLを短縮して挿入できるTwitterクライアント「Chromed Bird」

オンラインToDoサービス“Remember The Milk”のクライアント「ChromeMilk」オンラインToDoサービス“Remember The Milk”のクライアント「ChromeMilk」

Web上の画像・動画を3Dギャラリーで閲覧・視聴できる「Cooliris」Web上の画像・動画を3Dギャラリーで閲覧・視聴できる「Cooliris」

読売新聞のコミュニティサイト“発言小町”の新着などを表示できる「発言小町」読売新聞のコミュニティサイト“発言小町”の新着などを表示できる「発言小町」

 また、本ベータ版よりMac版とLinux版も提供されている。ただし、Mac版は現在のところ拡張機能には対応していない。

【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.0.249.30(09/12/08)

(中村 友次郎)