NEWS(10/04/23 13:08)
開発環境「FlashDevelop」v3.1.0が公開、ユーザーインターフェイスを日本語化
Flash Player 10.1/Flex 4、簡易的なリファクタリング、ZenCodingなどに対応
Adobeの“Flash”“Adobe AIR”などで利用されているスクリプト言語“ActionScript”に対応した開発環境「FlashDevelop」の最新版v3.1.0が公開された。本バージョンでの主な変更点は、ユーザーインターフェイスの日本語化に対応したこと。
日本語UIを利用するには、まず[Tools]-[Program Settings]メニューから設定ダイアログを開こう。続いて、設定ダイアログで“FlashDevelop”項目にある“Selected Locale”プロパティを“ja_JP”へ変更する。あとは、本ソフトを再起動させれば設定は完了だ。これまでメニューなどが英語表記であるため利用をためらっていたユーザーも、これを機会に利用してみてはいかがだろうか。
なお今回の日本語化は、有志によって運営されている日本語コミュニティサイト“FlashDevelop.jp”の活動の成果。同サイトでは、ほかにも本ソフトの利用法などを日本語で紹介しているのでぜひ参照してほしい。
そのほかの大きな変更点としては、Flash Player 10.1/Flex 4のサポート、MXMLの自動補完機能の強化、出力パネルへの検索機能の追加などが挙げられる。
また、HTMLファイルを編集する際に“ZenCoding”を利用できるようになったのも便利。“ZenCoding”とは、HTMLの入力を大幅に省力化できる機能。たとえば、CSSのセレクタを記述する要領で“h1#title.sample”と記述して[Ctrl]+[B]キーを押せば、“<h1 id="title" class="sample"></h1>”というHTMLタグへ展開してくれる。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、本ソフトの公式Webサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 2.0およびJavaランタイム(JRE) 6.0が必要。
- 【著作権者】
- Mika Palmu 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 3.1.0 RTM(10/04/21)