NEWS(10/08/09 17:14)

Webカメラで撮影した写真を新規ノートへ追加「Evernote for Windows」v3.5.5

さまざまなものを写真としてメモし“Evernote”と同期できる

「Evernote for Windows」v3.5.5「Evernote for Windows」v3.5.5

 オンラインメモサービス“Evernote”を日本国内で提供するエバーノート(株)は6日、Windows版のクライアント「Evernote for Windows」の最新版v3.5.5を公開した。最新版では動作速度と安定性が改善されたほか、新たに“Webカメラノート”機能が追加されている。

 “Webカメラノート”機能とは、PCに接続されたWebカメラを利用してスナップショットを取得し、それを新しいノートへ保存できる機能。たとえば、Webカメラを搭載したノートPCをもって会議へ参加した際に、ホワイトボードの内容や資料、名刺などを写真としてメモしておける。メモした写真は“Evernote”を介してさまざまなデバイスから参照可能だ。

 利用するには、PCへWebカメラを接続した状態で本ソフトを起動しよう。すると、ツールバーに[WebCam]ボタンが追加されているので、そのボタンを押せばWebカメラの撮影画面が起動する仕組み。あとは、[スナップショットを取得]ボタンを押せば、撮影した画像が挿入された新しいノートが作成される。

 なお、本ソフトを起動中にWebカメラを接続した場合は、本ソフトの再起動が必要になるので注意。また、同社によると複数のWebカメラで互換性を確認しているとのことだが、すべてのWebカメラで動作を保障しているわけではない。ツールバーに[WebCam]ボタンが現れなかったり撮影に失敗する場合は、Webカメラが対応していないことが考えられる。

 「Evernote for Windows」は、“Evernote”に登録された各種メモをすばやく検索・閲覧したり、各種メモの作成・アップロードができる専用クライアントソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作確認した。現在“Evernote”の公式サイトからダウンロードできる。

【著作権者】
Evernote Corporation
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.5.5(10/08/06)

(柳 英俊)