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「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート、「WebGPU」と「V8」の脆弱性が修正

v143.0.3650.96が安定チャネルでリリース

「Microsoft Edge」v143.0.3650.96

 米Microsoftは12月18日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v143.0.3650.96を安定(Stable)チャネルでリリースした。「Edge」ブラウザーのベースとなっている「Chromium」で発見された脆弱性が2件修正されている。

  • CVE-2025-14765:Use after free in WebGPU(High)
  • CVE-2025-14766:Out of bounds read and write in V8(High)

 これらの脆弱性は、「Google Chrome」でも先日修正済み。

 深刻度はいずれも4段階中上から2番目の「High」と評価されており、今のところ悪用の報告はないようだ。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロードできる。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合、待っていれば自動で更新されるが、手動での更新も可能。画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。

ツールバーに更新が案内されることもある