NEWS(11/04/08 16:02)
「Google Earth」で福島第1原発など震災被害地の写真を表示できるKMZファイル
福島第1原発付近では地面に最新の航空写真を追加
「Google Earth」で福島第1原子力発電所など東日本大震災の被害地の写真を表示できるKMZファイル“Fukushima I Nuclear Power Plant NL”が、3日に公開された。現在、作者のWebサイトからダウンロードできる。
“Fukushima I Nuclear Power Plant NL”は、福島第1原発を中心とした東日本大震災の被害地の写真を「Google Earth」上の撮影位置へ表示できるKMZファイル。「Google Earth」で開くと被災地付近に白い半透明の四角形が表示される。この四角形をダブルクリックすると視点がその写真を撮影した場所と方向へ移動するとともに、「Google Earth」の縮尺と合うように表示サイズを調節された写真が表示される。また、四角形にズームインすると写真がプレビューされる。
写真は、マウスホイールの回転などでズームイン・アウトしたり、ドラッグでスクロールできる。画面右上に表示される[写真を終了]ボタンを押すと写真を閉じて通常の「Google Earth」へ戻ることが可能。
さらに、福島第1原発付近では地面に最新の航空写真が追加される。地面の航空写真は4種類用意されており、サイドバーにある[場所]ツリーの“Fukushima I Nuclear Power Plant NL”-“Fukushima UAV photos”-“Ground overlays”から各写真の表示をON/OFF可能。
そのほか、[場所]ツリーの“Fukushima I Nuclear Power Plant NL”-“Fukushima UAV photos”-“Photo overlays”をONにすると、福島第1原発にカメラ型のアイコンが4つ表示され、ダブルクリックすると原発を撮影した航空写真を表示することが可能。