やじうまの杜

X(Twitter)のフォロワー欄に潜むスパムっぽいアカウントをあぶり出すユーザースクリプトが話題に

判断に役立つ情報もいろいろ提供してくれる新設設計

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X(Twitter)のフォロワー欄に潜んでいるスパムっぽいアカウントをあぶり出してくれるユーザースクリプト「X Spam Highlighter」

 X(Twitter)のフォロワー欄に潜んでいるスパムっぽいアカウントをあぶり出してくれるユーザースクリプトが公開され、話題を呼んでいます。

 このユーザースクリプト「X Spam Highlighter」は、PC向けのWeb版「X」のフォロワー欄で利用可能。プロフィールに含まれるキーワードをチェックして、以下のタイプのアカウントであれば赤く強調表示します。

  • 金配り系
  • 投資系
  • エロ系
  • 出会い系

 あくまでも目安であり、スパムかどうかの最終的な判断はユーザー自身で行う必要がありますが、ヒントとしては十分です。

チェック処理は長大な正規表現で実装。この長さに驚く人も多数

 そのほかにも以下の機能を備えており、なかなか便利でした。気になる人はぜひ試してみてください。

  • 安全なユーザーをマーク:盾アイコンをクリックして安全なユーザーであると印をつけておけば、次回からはスパム判定されない。この設定はローカルで管理され、外部には送出されない
  • アカウントの推定作成日を表示:User IDをもとにアカウントの作成日をざっくり推定して表示。古いアカウントであればスパムである可能性は低くなる
  • プロフィールにポスト頻度を表示:極端に少ない場合は強調表示
  • メディア欄の動画や投稿日に推定投稿日を表示:活動状況がざっくり把握できる
盾アイコンをクリックして安全なユーザーであると印をつけたり、アカウントの推定作成日を表示
プロフィールにポスト頻度を表示
メディア欄の動画や投稿日に推定投稿日を表示

「Microsoft Edge」や「Google Chrome」での使い方

 最後に、ユーザースクリプトの使い方になれていない人のため、「Google Chrome」でのインストール方法を軽くご紹介しておきましょう。

  1. 「Chrome Web ストア」から「Tampermonkey」拡張機能をインストール
    「Chrome Web ストア」から「Tampermonkey」拡張機能をインストール
  2. ツールバーの[拡張機能]ボタンを押し、プルダウンメニューから「Tampermonkey」の[拡張機能を管理]メニューにアクセス
    ツールバーの[拡張機能]ボタンを押し、プルダウンメニューから「Tampermonkey」の[拡張機能を管理]メニューにアクセス
  3. 「ユーザー スクリプトを許可する」というトグルスイッチをONにする
    「ユーザー スクリプトを許可する」というトグルスイッチをONにする
  4. このリンクを「Tampermonkey」がインストールされた「Chrome」で開き、ユーザースクリプトをインストールする
    ユーザースクリプトをインストールする

 「Microsoft Edge」の場合も、「Edge」アドオンストアから「Tampermonkey」拡張機能をインストールすれば、同様の手順でユーザースクリプトをセットアップできるはずです。