NEWS(11/06/01 18:22)

強制終了を引き起こす複数の脆弱性を修正した「Wireshark」v1.4.7が公開

同様の脆弱性を修正したv1.2.17も同日公開されている

 パケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」の最新版v1.4.7が、5月31日に公開された。本バージョンでの主な変更点は、v1.4.0からv1.4.6に存在した複数の脆弱性を修正したこと。

 今回修正された脆弱性は全5件で、不正なパケットを読み込んだ際に本ソフトが強制終了を引き起こす恐れがある。なお、本バージョンで修正された脆弱性はいずれも旧バージョンであるv1.2シリーズにも存在しており、それらの脆弱性を修正したv1.2.17も同日公開されている。

 本ソフトは、Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.4.7(11/05/31)

(加藤 達也)