NEWS(11/06/08 15:52)
迷惑ワードのオンラインアップデートで起こる問題を修正した「秀丸メール」v5.63
重要なメールが迷惑メールとして扱われてしまう場合も。早急にアップデートしよう
(有)サイトー企画は7日、定番メールソフト「秀丸メール」の最新版v5.63を公開した。本バージョンの主な変更点は、「秀丸メール」で“迷惑ワードのオンラインアップデート”サービスを利用している場合に、本来迷惑メールとは断定できないメールが、迷惑メールとして扱われてしまう場合がある問題を修正したこと。
「秀丸メール」が標準で備える迷惑メールフィルターでは、特定のキーワードを“迷惑ワード”として登録することで、そのキーワードが含まれるメールを迷惑メールとして扱うことが可能。さらに「秀丸メール」では、作者である斉藤秀夫氏が登録した“迷惑ワード”をオンラインで配信し、各ユーザーの“迷惑ワード”を自動で更新していく“迷惑ワードのオンラインアップデート”サービスが用意されている。
しかし、6月6日の18時ごろに“迷惑ワードのオンラインアップデート”サービスで配信した“迷惑ワード”に誤りがあり、迷惑メールフィルターの各条件にヒットしなかったメールが、迷惑メールとして扱われてしまう場合がある問題が発生した。
この問題は、「秀丸メール」v5.63以降をインストールすることで修正されるとのこと。また、6月6日の夕方以降に受信した迷惑メールのなかに、誤って迷惑メール扱いされてしまったメールがないか確認しておこう。同社のWebサイト上に本件の詳細が記載されているので、ユーザーはそちらも参照してほしい。
「秀丸メール」は、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003/Vista/7および64bit版のXP/Server 2003/Vista/7に対応する2,100円(税込み)のシェアウェアで、「秀丸エディタ」ユーザーは無料で全機能を利用可能。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- (有)サイトー企画
- 【対応OS】
- Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003/Vista/7/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 2,100円(税込み、「秀丸エディタ」ユーザーは無料)
- 【バージョン】
- 5.63(11/06/07)