NEWS（11/06/08　17:28）

　米VMware, Inc.は6日（現地時間）、仮想マシン変換ソフト「VMware vCenter Converter Standalone」v5.0のベータ版（Build 423089）を無償公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7および同64bit版に対応しており、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

　「VMware vCenter Converter Standalone」は、物理マシンから仮想マシンへの変換（P2V）や、仮想マシン間でのファイル形式の変換（V2V）を行うソフト。同社製の“VMware”シリーズへのP2Vや、“VMware”シリーズのソフト間でのV2Vのみならず、「Virtual PC」「Hyper-V」「Parallels Desktop」「Norton Ghost」「Acronis True Image」といったサードパーティ製ソフトから“VMware”へのV2Vにも対応している。

　v5.0では、Linuxの変換中に変換元マシンのLVM設定を保持できるようになったほか、スケジューリング機能の強化、ディスクおよびパーティションのアライメントとクラスターサイズ変更の最適化、リモートマシンの仮想化や変換の際に変換データを暗号化する機能の追加などが施されている。