NEWS(11/06/17 15:00)
“インスタントページ”機能を追加した「Google Chrome」v13のベータ版が公開
検索されたページを先読みしてバックグラウンドで描画しておき、一瞬で表示可能
米Google Inc.は16日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新ベータ版となるv13.0.782.24 beta-mを公開した。最新版の主な変更点は、リンク先のWebページを先読みしてバックグラウンドで描画する“インスタントページ”機能を追加したこと。
インスタントページ機能は、現在Googleの検索結果ページで利用されており、検索結果ページからリンクされたWebページがバックグラウンドで描画され、リンクをクリックした瞬間に表示することが可能。なお、検索結果のトップに表示された上、クリックされる確率が高いWebページのみがバックグラウンドで描画される仕組みとのこと。また、Googleの検索結果ページ以外でもインスタントページ機能に対応させることが可能で、Webページをインスタントページ機能に対応させるためのAPIが“Google Code”で公開されている。
さらに、印刷機能も強化され、Webページを印刷する際に印刷プレビューを表示できるようになった。プレビュー画面は印刷ダイアログの代わりに新規タブとして必ず表示され、プレビュー画面からプリンターを選択して印刷を実行できる。また、印刷する際に本ソフトに組み込まれたPDF作成機能を使い、WebページをPDFファイルとして保存する機能も追加されている。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 13.0.782.24 beta-m(11/06/16)