NEWS(11/06/22 15:03)

Mozilla、脆弱性を修正した「Firefox」v3.6.18と「Thunderbird」v3.1.11を公開

深刻度“最高”に分類されている脆弱性5件を含む6件の脆弱性を修正

 Mozillaは21日、Webブラウザー「Firefox」v3.6シリーズの最新版となるv3.6.18と、「Thunderbird」の最新版となるv3.1.11を公開した。最新版の主な変更点は、両ソフトに共通する6件の脆弱性を修正したこと。なお、「Firefox」v4シリーズにも脆弱性が存在するが、同日公開されたv5で修正済み。v4シリーズのユーザーは速やかにv5へアップデートすることが推奨されている。

 6件の脆弱性のうち、5件がMozillaの基準で4段階中最も高い深刻度の“最高”に分類されている。“最高”に分類された脆弱性は、悪用されるとリモートから任意のコードを実行されたり、ソフトを強制終了される可能性がある。また、残り1件の脆弱性は、深刻度がMozillaの基準で4段階中3番目に高い“中”に分類されている。

 「Firefox」v3.6.18および「Thunderbird」v3.1.11は、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロードできるほか、両ソフトの自動アップデート機能を利用して更新可能。また、「Thunderbird」v3.1.11は窓の杜ライブラリからダウンロードすることも可能。

「Firefox」

【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.6.18(11/06/21)

「Thunderbird」

【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.1.11(11/06/21)

(長谷川 正太郎)