NEWS(11/06/29 13:24)
高速リリースサイクル移行後初の“Thunderbird”となる「Thunderbird 5」が公開
パフォーマンス、安定性、セキュリティを改善する修正が390件以上加えられる
Mozillaは28日、メールソフト「Thunderbird」の最新バージョンとなる「Thunderbird」v5.0を正式公開した。本バージョンは、高速リリースサイクルへの移行後初となる“Thunderbird”の正式版。今後は「Firefox」やレンダリングエンジン“Gecko”などと同様、原則として6週間おきにメジャーバージョンアップが行われる。
v5.0の変更点は、タブをドラッグ&ドロップで並べ替えたり、ほかのウィンドウへ移動できるようになったこと。アドオンの管理画面もダイアログ形式からタブ形式となり、現行の「Firefox」とほぼ同等の機能を利用できるようになった。
また、メールアカウント設定ウィザードの刷新や、新しいトラブルシューティング情報ページの導入なども行われている。添付ファイルにファイルサイズが併記されるようになったのも、細かいながらうれしい改善点だ。
そのほか、パフォーマンス、安定性、セキュリティを改善する修正が390件以上も加えられており、起動の高速化やさまざまな操作に対する応答性の改善が図られている。
本ソフトは、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在Mozilla JapanのWebサイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.0(11/06/28)